はいから:
「大人の目をうまくごまかして生きよう」

レーベルを立ち上げるきっかけ:キュウソネコカミとの出会い

――:イベントとレーベルではやっていることが違うと思うのですが、ご苦労が増えたのでは?

は:それはないですね。最近は、イベンターがレーベルをやったりとかが結構多いんですよ。こっち(関西)だとあまりないんですけど。もともとこっちでも、GREENSっていう、あれはHIP LAND MUSICの子会社になるんで。あれはBUMP OF CHIKENから始まって。そういう流れが結構多くて。あとは東京とかだとディスクガレージとかもイベントとレーベルもやってたり。昔はイベンターはイベンターで、しかも個人でやっているところが多かったので。昔のフォークとかの人は今でもばりばり個人ですよ。個人の会社を通してやったりとか。その人だけ(に話を)を通せば良いみたいな流れになるんで、そこにものすごいお金が集まるんですよ。多分それは今どの業界でもそうなんですよね。

――:レーベル立ち上げるきっかけになる出来事について聞かせてください。

は:キュウソネコカミと出会ったのが。彼は最初から大事なアーティストだったので、それが1番なんですけど。当時、2009年くらい、立ち上げようと思ったのは2010年。その頃って、あいつらは神戸なんですけど、神戸のバンドの青田買いっていうのがすごい激しかったんですよ。黒猫チェルシーとか、踊ってばかりの国、女王蜂とかも。10代の子たちが青田買いされるようになって。僕が仲良い中でもキュウソは若い方だったんですけど。もうちょっと上の方、今は大阪でやってるんですけど、ゆれるっていうバンドが当時で25歳から28歳くらいの子たち。当時で、キュウソが22歳とか23歳で、大学出ました、就職できてません、でも音楽やりたいよねっていう。でも、関西だと時代の流れとしてその頃は若いバンドを買っていこうっていう風潮がすごい強かった。東京とかだとね、結構実績のあるバンドをそのまんま使っていくっていうのが多かったんですけど。そういうのを見てて、もったいないなあと思うところがあって。それで音源を出すんだったら手伝いますよ、っていう流れで始めたのがきっかけです。

――:ツイッターやイベントのやりとりを見ていて、アーティストとの距離がすごく近いと感じるんですけど、レーベルを運営していく上で、はいからさんのポリシーとかってあるんですか?

は:んー、ないですね(笑)

――:すごい仲良いなあと思っていて。

は:そうですね。レーベルの中でもあいつら(キュウソネコカミ)が1番距離が近いんで、あいつらはマネジメントもボクがやっているので、やっぱり近いんですけど。ギャーギャーズとか、いったんぶとかそうなんですけど、僕けっこう放任主義なんで、言われたらやるけど、こっちからこうしようぜみたいな感じはあんまりないんですよ。こうしたいんだけどって言われたら、じゃあこうしようかみたいな感じで話を進めて、意外と全部バンドマターで動いてて。当然その中でバンドと絡むことが多くなったら、なあなあじゃないですけど、そういう関係は強くなりますよね。

種類豊富なグッズ

――:それにも関連してくるんですけど、キュウソネコカミはグッズに種類がすごい豊富じゃないですか、それもバンド側が作りたいっていう。

は:ないです!僕が。

――:っていうのはちょっと感じてはいたんですけど、去年のフェスではいからさんがグッズ持って来すぎているっていうツイートを見かけまして。

は:それはね、3月のさぬきロック!そのときは分けたらよかったんですけど、もうギリギリだったんで間に合わなくて、いわゆる飛行機便とかで送ってもらうんですけど、僕も何も指示してなかったんで(グッズを)全部送っちゃって。でも物販スペースが思いのほか小さくって、外に山積みになってしまったっていうのが裏側です。

――:キュウソネコカミのホームページのグッズのページにもグッズ多すぎてわからんと記載されていて。

は:最近は絞るようにしてます。

――:グッズの種類が多いのは何か戦略などがあってのことなんですか?

は:うーーん。僕自身がグッズが好きなので。自分で買うのも好きですし、家にめちゃめちゃようけTシャツがあるんですよ。自分が買うのが好きなので作りたいなあと。客層のニーズに応じたキャラクターでいったらすごい展開がしやすいなあと思って出てきたのがねずみくんですね。

line line line line line line