片平実:「ロックを愛する空間演出家」

長年、多くのパーティを主催されてきた、片平さんのロックDJとしての信念とは

――:一般DJの苦労とロックDJの苦労って違いがありますか?

片平:一般のDJの苦労がよくわかんないなぁ俺。自分の苦労しか分かんない。

――:どんな苦労をなされましたか?

片:それ言い出したら終わらないかも(笑)。

――:大きなイベントを築くにあたって、一番苦労したことは何でしょうか?

片:うーん、苦労ってあんまり言わないようにしてるし、なるべく人に見せないようにしたいし。やっぱお客さんが楽しんでくれれば、ほんとそれでいいから。

――:これだけは最初からロックDJとして変えてないっていうのはありますか?

片:変えてない……まあ自分の信念かな。昔ロックのクラブに遊びに行った時に、もし自分がDJやったら絶対凄いことになるって変な確信が不思議とあった。その時はまだDJしてなくて、妄想みたいなもんだけど、それがなんとなく形にはなってきたのかなって気もするし。だからその時に思った自分の考え方は曲げないようにしてる。まぁ好きなことやってるしね。

――:じゃあもう最初からロックメインのDJに?

片:うん。最初から。UKロックだった。オアシスは今でもずっと好きなんだけどね。人生の3バンドって言ったらオアシスとビートルズとスミス。それは変わってない。命を救われた。自分の中ではでかいよ。

――:そのバンドに出会ってから変わりました?

片:うん、もう完全に変わった。特にオアシスは変わったね。

――:ロックDJってことでDJを行う場所でこだわりはありますか? ライブハウスの方が自分的にいいとかって。

片:うーん、特にないけど、まぁ音がちゃんと出せるところであれば。あとは環境、雰囲気とかは大事だけどね。

――:それじゃあ別にライブハウスじゃなくてもいいってことですか?

片:全然全然。そこはこだわりなく。

――:でも普段ライブハウスだけに行くお客さんってDJイベントが多くやっているクラブには行きにくいかなって思うんですけど。

片:うん、まぁそのイメージというか先入観はみんな捨ててほしいかな。音を楽しむっていう意味ではさ、変わんないじゃん。

――:どこでやってもしっくりくるっていう所はないですか?

片:あるよ?(笑) もししっくりこなかったら、そこをより良くするために自分から変えていくっていう。

 

line line line line line